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国際エネルギー機関(IEA)「クリーンエネルギーの進展評価」ーSDS目標達成に向けた電力部門における原子力の取組状況

2020年8月27日

国際エネルギー機関(IEA)は6月、最新の「クリーンエネルギーの進展評価(Tracking Clean Energy Progress, TCEP)」報告書を発表しました。

今回のTCEP報告書は、エネルギー6部門(電力・燃料供給・産業・輸送・建物・エネルギー統合)と計40の主要なエネルギー技術を評価するとともに、IEAが示すパリ協定の達成に向けて必要な道筋である持続可能な開発シナリオ(Sustainable Development Scenario, SDS)に沿って、「順調に」進むための推奨事項を示しています。

最新の報告書では、40のエネルギー技術のうち6技術(太陽光発電、バイオ発電、電気自動車、鉄道、照明、データセンターとデータ通信ネットワーク)のみが、長期気候目標の達成に向け、順調に進捗していると評価されています。電力部門については、13の技術が調査され、取組状況が「順調」と評価されたのは、太陽光発電とバイオ発電のみで、原子力発電については「順調でない」と評価されています。

IEAは、新型コロナウイルスのパンデミックが現在、世界中のエネルギーシステムに大きな影響を及ぼしており、投資を抑制し、主要なクリーンエネルギー技術の拡大を鈍化させる恐れがあると指摘しているほか、F. ビロル事務局長は今回の調査結果について、「雇用創出や経済成長を刺激し、よりクリーンなエネルギーシステムへの移行を加速する技術の成長を促進するためには、政府による支援が早急に必要」と述べています。

ここでは、主にSDS目標達成に向けた電力部門における原子力の取組状況について概要をご紹介します。

概要資料は、こちらからご覧いただけます。

以 上

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