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量子放射線利用普及連絡協議会2018年度第2回会合を開催しました。

2018年12月14日

 量子放射線利用普及連絡協議会(注1)では、2018年12月7日(金)に、当協会会議室にて2018年度第2回目の会合を行い、公益社団法人日本アイソトープ協会シニアアドバイザー中村吉秀氏に「核医学診断の現状」という演題で、がん治療の最先端などについてご講演をいただきました。
 今回の講演では、日本アイソトープ協会が核医学診療の実態を把握することを目的に1982年以降5年ごとに行っている「全国核医学診療実態調査」の最新結果(2017年6月に実施)をご報告いただくとともに、核医学診断や治療の実態について、様々な実例や放射線医薬品に関する研究開発の状況などもご紹介いただきました。また、今後の開発が予想される主な核種を挙げ、今後日本発の薬剤が登場する可能性への期待をお話いただきました。
 講演後は、新薬の保険適用や正常細胞への影響などについて質疑応答があり、会合参加者からは「最先端の治療は高額療養費制度が適用される一方で国民への負担が増えることにつながる懸念もある」「がん治療は日進月歩で数年の間で新薬の出現により状況が変わっていくことがわかった」など感想をいただき、活発な意見交換が行われました。
 量子放射線利用普及連絡協議会では、今後も放射線利用に関する最新の話題、知見についてテーマとして取上げ、放射線利用の普及、理解促進に寄与する活動を行ってまいります。

【量子放射線利用普及連絡協議会とは】
放射線利用について関係者が問題意識、情報を共有し、協力、協働してそれぞれが戦略的に事業に取組み、より効果的に普及活動を展開させることを目的に2006年に設置されました。構成員は放射線照射企業、各地域組織、教育関係者等です。

中村氏(左)と勝村庸介協議会座長

熱心に聞き入る協議会メンバー

お問い合わせ先:人材育成部 TEL:03-6256-9315(直通)

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