ミュオンによる燃料デブリの測定、2月から福一で小規模試験へ

2015年2月5日

 資源エネルギー庁は1月29日、福島第一原子力発電所廃止措置の進捗状況を発表。
 3号機使用済み燃料取り出しに向けては、昨夏に落下した燃料交換機操作卓の撤去が12月に完了し、今後の落下対策の一つとして、追加養生板の敷設が1月14~20日に行われた。
 また、1号機原子炉内の燃料デブリ有無を調査するため、宇宙線由来のミュオン透過法による測定を実施することとしており、既に、小規模実証試験が進められているが、原子炉建屋外側の北西に検出器を設置し(=写真)、早ければ2月初旬頃測定を開始する予定だ。
(2月5日付号掲載)

ミュオン小規模試験