エネルギーミックス検討へ、総合E調が小委設置
経済産業省は12月26日、2014年4月に閣議決定された新たなエネルギー基本計画の方針に基づき、現実的かつバランスの取れたエネルギー需給構造の将来像について検討を行うため、総合資源エネルギー調査会の基本政策分科会の下に、「長期エネルギー需給見通し小委員会」を設置すると発表した。また、同小委員会の下に、発電コストについて、過去の検証結果を踏まえ、最新のデータを反映し改めて試算を行う「発電コスト検証ワーキンググループ」も合わせて設置する。
エネルギー基本計画決定後、経産省は2014年6月に、その具体化に向けて、総合資源エネルギー調査会の下に、省エネルギー小委員会、新エネルギー小委員会、原子力小委員会を設け、分野ごとの議論を進めてきた。「長期エネルギー需給見通し小委員会」の委員長は、総合資源エネルギー調査会会長でもある坂根正弘氏(小松製作所相談役)が務める。【後略】
(1月7日付号掲載)