原子力小委、議論の中間整理まとめ、課題を整理
総合資源エネルギー調査会の原子力小委員会(委員長=安井至・製品評価技術基盤機構理事長)は12月24日、エネルギー基本計画の具体化に向けて2014年6月より行ってきた議論を取りまとめた中間整理を了承した(=写真)。中間整理は、冒頭の総論以下、「福島第一原発事故の教訓」、「わが国のエネルギー事情と原子力の位置付け」、「原発依存度低減の達成に向けた課題」、「原子力の自主的安全性の向上、技術・人材の維持・発展」、「競争環境下における原子力事業のあり方」、「使用済み燃料問題の解決に向けた取組と核燃料サイクル政策の推進」、「世界の原子力平和利用への貢献」、「国民、自治体との信頼関係構築」の項目からなり、総論では、「国内外に問題意識を発信し、同時に、政府の政策立案に活かすための提言」との位置付けが明記された。【後略】
(1月7日付け号掲載)