2019年11月 国内外の主な動きと運転実績

2019年12月10日

☆11月の主な動き☆

【国内】
▽8日  原子力総合防災訓練が中国電力島根発電所を対象に実施(~10日)
▽11日 IAEA/RCA国内シンポ開催、原子力科学技術を通じた多分野の途上国協力紹介
▽15日 エネ庁が2018年度需給実績発表、原子力再稼働でCO2排出量は5年連続で減少
▽19日 経団連が「低炭素社会実行計画」の2018年度実績発表、原子力再稼働がCO2排出減に寄与
▽19日 福島県が2019年度世論調査結果発表、農産物の安全性に高い関心
▽20日 日立が北米初の重粒子線治療システム受注へ、米メイヨー・クリニックと基本合意
▽27日 規制委、東北電力女川2号機が新規制基準に「適合」との「審査書案」まとめる
▽28日 福島第一1号機使用済み燃料プールからの取り出し、ダスト飛散対策で大型カバー設置案も検討
▽30日 更田規制委員長が新規制基準審査の進む中国電力島根2号機を視察

【海外】
▽1日  ロシアで第3世代+の120万kW級PWR、ノボボロネジII-2が営業運転開始
▽4日  英産業連盟、SMR等の原子炉新設に向け財政支援モデルの構築を政府に提案
▽5日  新型原子炉用HALEUの生産実証で米セントラス社がエネ省と3年契約
▽5日  英国の戦略的研究機関「UKRI」がSMR開発企業連合に初回の資金投資
▽8日  フィンランドのOL3、最新の起動スケジュールからさらに6週間の遅れ
▽8日  ITER計画:2025年の運転開始に向けトカマク建屋の土木工事が完了
▽10日 イランのブシェール発電所でロシア企業が2号機を本格着工
▽13日 IEAの2019年版WEO:「持続可能な将来エネルギーの確保で大規模な変革 必要」
▽13日 チェコ首相、「ドコバニ発電所で2036年までに新規原子炉完成へ」と発表
▽15日 ヨルダン、米X-エナジー社製SMRを2030年までに建設する基本合意書に調印
▽15日 カナダ原研、SMR開発支援イニシアチブの候補企業4社を選定
▽19日 米核安全保障局、MOXプラントの建設中止にともない契約企業と和解協定
▽19日 中国の昌江発電所で「華龍一号」を採用したⅡ期工事の起工式
▽20日 仏電力、米国で保有する3原子力発電所の所有権 売却へ
▽21日 ロシアのコラ2号機、運転期間を合計60年まで延長する工事終え 再稼働
▽22日 スウェーデンの世論調査:原子力発電支持派の割合が約8割に増加
▽25日 米国とブルガリア、原子燃料供給など原子力分野の協力拡大で合意
▽25日 世界気象機関の「温室効果ガス年報」:2018年に世界のCO2濃度が過去最高に
▽26日 カナダの深地層処分場建設計画、候補地点を2地点に絞り込みへ
▽26日 UNEP報告書:「パリ協定の目標達成には毎年7.6%のCO2排出量削減が必要」