IAEA特別報告書「ネットゼロの世界のための原子力」について

2021年11月29日

国際原子力機関(IAEA)は2021年10月15日、世界の指導者や広く関係者向けに特別報告書「ネットゼロの世界のための原子力 英語名:”Nuclear Energy for a Net Zero World”」を発表しました。報告書は、国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26、開催期間: 2021年10月31日~11月13日、英グラスゴー)での議論の参考用に作成されたもので、気候変動対策における原子力の重要な役割を概説しています。

報告書は約70頁(前書き、各国代表声明を含む)からなり、「ネットゼロへのロードマップ: 原子力の貢献」「石炭からの脱却: 持続可能で正当な移行のための原子力」など6章に分けて、原子力の役割・貢献について説明しています。ここでは、IAEAのプレスリリースと第3章「ネットゼロに向けたエネルギーシステム: 水素を含む原子力-再生可能エネルギーシステム」、第6章「原子力技術と持続可能な開発」を紹介します。
日本語仮訳はこちらからご覧いただけます。

※なお今回、IAEAから翻訳許可をいただいたうえで当協会が日本語訳を作成していますが、当該日本語訳はあくまでも便宜的なものとして利用し、適宜、英文の原文を参照していただくようお願いします。

以 上

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