理工系分野への興味・関心促進として『原子力発電所で働くロボット操作体験×ミクロの世界を覗いてみる!』@アトックス技術開発センターを7/24(金)に開催し、中高生・保護者15名が参加 (報告)

2026年8月21日

日本原子力産業協会は、7月24日(金)、理工系分野への興味・関心促進として、リコチャレイベント「原子力発電所で働くロボット操作体験×ミクロの世界を覗いてみる」を株式会社アトックスと開催し、中高生8名・保護者7名の計15名が参加しました。

本イベントは、理工系分野への進路選択を支援する内閣府男女共同参画局主導の取組「理工チャレンジ(リコチャレ)」の一つとして開催したもので、中高生や保護者、教員に対し、原子力や放射線、技術分野への理解を深めていただくことを目的とした体験中心のプログラムで実施しました。

先ずは座学で、参加者のみなさんが体験形式のプログラムをより深く理解した上で楽しんでいただけるように「株式会社アトックスの会社紹介」と「原子力・放射線の基礎知識」の説明を行いました。配布資料は一部穴埋め形式となっており、参加者は説明を聞きながら放射線の種類や利用例などを熱心に書き入れていました。

続いて、放射線管理業務体験では、GMサーベイメータを用いてテーブルの上や窓枠など身の回りの放射線量を測定する体験や、シンチレーション式サーベイメータを用いて密封線源入りのトイカプセルがどれかを探し当てる体験を行いました。ゲーム要素がある体験であったため、張り切って挑む参加者の姿も見られました。

また、機械設計業務体験では、3DCADソフトを用いてスマートフォンスタンドの設計に挑戦していただきました。参加者のみなさんは設計業務の基本的な考え方やモノづくりのプロセスに触れながら、完成形をイメージして積極的に取り組んでいました。

さらに、分析化学業務体験では、マイクロスコープを用いた500円玉の凹凸の詳細な観察や500円玉の構成金属元素の分析も体験していただきました。pH測定では、準備した試料を使って、酸性・アルカリ性を判別しました。参加者のみなさんにとって「理科の実験」に近い内容であり、学校で学んだ知識を思い出しながら楽しんで取り組んでいました。

あわせて、遠隔機器操作業務体験では、原子力発電所等で活用しているロボットのRACCOONⅡ及びSPOTの操作体験を実施しました。保護者の方から、ロボットの性能や価格についての質問も挙がり、参加者本人だけではなく保護者の方々も高い関心を持っている様子がうかがえました。

参加者のみなさんからは、「滅多にできない面白い体験ができた」「原子力や放射線について知ることができ、たくさんの体験を通して自分の興味がある分野について理解を深められた」といった感想が寄せられました。

原産協会では、今後も中高生のみなさんが理工系分野や原子力産業への理解を深め、自らの将来を考えるきっかけとなる機会を提供してまいります。また、参加者のみなさんと会員企業・機関をつなぐ橋渡し役として、将来の原子力産業界の産業基盤強化に資する活動を継続してまいります。

お問い合わせ先

人材育成部 jinzai@jaif.or.jp

講義「原子力・放射線の基礎知識」の様子
機械設計業務体験の様子

化学分析業務体験の様子

放射線管理業務体験の様子

遠隔機器操作業務体験の様子

お問い合わせ先:人材育成部 TEL:03-6256-9315(直通)