「原子力技術研究に関する日インドネシア共同シンポジウム」における運営協力の実施

2020年11月24日

運営会場の様子

原産協会は、2020年11月11日(水)~12日(木)の二日間、内閣府原子力委員会とインドネシア原子力庁(BATAN)が共催した「原子力技術研究に関する日インドネシア共同シンポジウム」において運営協力を行いました。新型コロナウイルス感染拡大の影響でオンライン開催となった本イベントは、両国の原子力技術及び放射線利用分野における研究・高等教育機関間の交流の促進を図るとともに、当該分野の研究開発の進展及び国際的な人材育成・確保に貢献することを目的として、初めて開催されました。当協会は従来よりIAEA総会日本ブース展示実施で内閣府と連携してきていますが、今回、当協会のこれまでの豊富なオンライン会議運営の実績と経験を生かして円滑に本イベントをサポートしました

基調講演で、日本側からは原子力委員会の岡芳明委員長より、日本の原子力技術や人材育成確保の現状について説明が行われ、インドネシア側からはディポネゴロ大学のアンバリヤント副学長及びBATANのアンハル・リザ・アンタリクサワン長官より、原子力分野の国際協力活動と放射線利用を中心としたインドネシアにおける原子力科学技術の現状が披露されました。その後、分野別のセッションでは二日間にわたって16の大学と2つの研究機関から計33名の専門家の発表があり、自身の研究内容と所属大学・組織の紹介が行われました。

今回のイベントは、両国の大学・研究機関と他国から426名(うち学生146名)の参加申込があり、盛況の内、無事終了しました。

原子力委員会岡委員長

BATANアンハル長官

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