量子科学技術研究開発機構で教員向け「重粒子線がん治療装置見学会」を開催
日本原子力産業協会は、量子科学技術研究開発機構(QST)のご協力のもと、8月4日(月)に小学校・中学校・高校の教員を対象に「重粒子線がん治療装置見学会-夏休みに放射線を『知って、見て、体験』」を開催し、9名の先生方が参加されました。
本見学会は、先生方への放射線教育支援を目的に毎年実施しているものです。
当日の見学会は、
●学習指導要領の変遷や教科の現状をふまえた「放射線基礎知識」の講義
●霧箱や放射線検出器を使った「学校でできる実習」の実演
●重粒子線がん治療装置(HIMAC)のイオン源室や線形加速器などの見学
の3部構成で実施されました。
参加された先生方からは、「普段見ることができない最先端科学に触れ、生徒たちにも少しでも身近に感じてもらいたいと思った」、「がん治療装置開発の歴史、サイズ感等現地に行かなければわからないことを知ることができ、有意義だった」等の感想が寄せられました。
日本原子力産業協会は、今後とも初等中等教育における放射線やエネルギー教育の理解促進に向けた支援を続けてまいります。


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