理工系分野への興味・関心促進として木内計測とのリコチャレイベントを福島・大阪で開催し、小中高生・高専生・保護者20名が参加 (報告)
日本原子力産業協会は、理工系分野への興味・関心促進を目的として、木内計測株式会社と協働し、7月30日(木)に福島工業高等専門学校(福島県いわき市)で「原子力発電・火力発電の安全を支える計器調整に挑戦しよう!~自動運転の仕組みを学ぶ~」を、8月20日(木)に木内計測株式会社本社(大阪府大阪市)で「お風呂が沸く仕組みを学ぼう!」を開催し、小中高生5名・高専生11名・保護者4名の計20名が参加しました。
両イベントは、理工系分野への進路選択を支援する内閣府男女共同参画局主導の取組「理工チャレンジ(リコチャレ)」の一つとして開催したもので、小中高生・高専生や保護者、教員に対し、原子力発電や放射線への理解を深めてもらうことを目的に実施しました。
7月30日(木)には、福島工業高等専門学校に会場をご提供いただき、「原子力発電・火力発電の安全を支える計器調整に挑戦しよう!~自動運転の仕組みを学ぶ~」を開催し、同校の学生11名が参加しました。はじめに、木内計測から原子力発電や放射線、計測、制御について説明が行われた後、実際の機器を使った計器調整を体験していただきました。
計器や制御の技術は、原子力発電所や火力発電所などの設備を安全・安定的に運転する上で重要な役割を担っています。今回のプログラムでは、学校で学ぶ知識が実際の仕事の現場でどのように活用されているのかを、実機を使った体験を交えながら紹介しました。
参加者のみなさんからは、「数学の初歩的な考えがこんなに役に立つと知ることができてとても面白かった」「今まで抽象的だった数学の関数を実際に利用することで身についた」「勉強してきた知識を現場で実際に使うにはどうしたらいいか知ることができた」といった感想が寄せられ、日頃の学びと将来の仕事とのつながりを具体的に知る機会となりました。
8月20日(木)には、木内計測本社で「お風呂が沸く仕組みを学ぼう!」を開催し、小中高生5名、保護者4名の計9名が参加しました。
はじめに、木内計測から原子力発電や放射線に関する基礎知識に加え、身近な生活や産業を支える「計測」と「制御」の仕組みについて説明が行われました。その後、実際の機器を使った計器調整体験を行い、普段何気なく使っているお風呂が自動で沸く仕組みなどを題材に、設定した温度や状態を保つために計測・制御技術がどのように使われているのかを学んでいただきました。
また、当協会からは、原子力産業には技術者や研究者だけでなく、さまざまな職種があり、理系・文系を問わず幅広い人材が活躍していることを紹介しました。
参加者のみなさんからは、「体験も楽しかったし、原子炉の種類が複数あるということなどいろいろ知ることができた」「数学が身の回りでどのように活用されているかを知ることができた」「計器調整体験でピッタリ合った時とても気持ちよくて楽しかった」といった感想が寄せられました。
今回の2つのイベントでは、参加者の学年や開催場所は異なるものの、「計測・制御」という技術を切り口に、学校での学びや身近な生活と原子力産業の仕事とのつながりを、実際の機器に触れながら体感していただきました。
日本原子力産業協会では、今後も会員企業・機関と連携し、中高生や高専生のみなさんが理工系分野や原子力産業への理解を深め、自らの将来を考えるきっかけとなる機会を提供してまいります。また、参加者のみなさんと会員企業・機関をつなぐ橋渡し役として、将来の原子力産業界の産業基盤強化に資する活動を継続してまいります。
問い合わせ先
人材育成部 E-mail:jinzai@jaif.or.jp


福島工業高等専門学校でのイベントの様子


木内計測本社でのイベントの様子
お問い合わせ先:人材育成部 TEL:03-6256-9315(直通)