芝浦工業大学生を対象に「原子力産業の仕事の現場探求ツアー(日立GEベルノバニュークリアエナジー株式会社 臨海工場見学会)」を開催、学生21名が参加(報告)
原産協会では、原子力産業界の人材確保支援活動として、「原子力産業の仕事の現場探求ツアー」を実施しております。その一環として、12月12日(金)に芝浦工業大学の学生を対象に、日立GEベルノバニュークリアエナジー株式会社 臨海工場の見学会を開催しました。
「原子力産業の仕事の現場探求ツアー」は、大学生・大学院生が将来の原子力産業界でのキャリアを考えるきっかけを得ることを目的としています。
原子力発電所や原子力関連企業を訪問し、原子力産業で働く人々の姿を見学することで、原子力・放射線分野で働くことへのイメージや、具体的な業務内容を理解していただきます。
日立GEベルノバニュークリアエナジー株式会社 臨海工場(茨城県日立市)の見学会には、芝浦工業大学の21名の大学生・大学院生が参加しました。はじめに、臨海工場から車で10分程の場所にある「日立オリジンパーク」に立ち寄り、映像や展示物を通して、日立製作所の創業者 小平浪平氏が日立製作所を創業するまでの道のりや人物像を学びました。また、同敷地内に建つ「創業小屋」で、創業製品「5馬力誘導電動機」の実稼働を見学しました。その後は、臨海工場に移動し、原子力事業・臨海工場の概要説明を受け、大型製缶工場、大間向け製品保管倉庫を見学しました。
参加した学生へのアンケートでは、95%が「非常に満足」「満足」と回答、「実物のキャスクを見るのは初めてで、大きくて驚いた」等の感想が聞かれました。
原産協会では、今後も原子力産業界の人材確保の一助となる事業を進めてまいります。大学生、大学院生、高専生を対象に、早い時期に会員企業とコミュニケーションを取り、また原子力を将来の職業の選択肢として考えてもらえるよう、学生と企業の「コミュニケーションと出会い」の場づくりを企画します。会員の方々はぜひご活用下さい。
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