原子力、放射線、エネルギーを楽しく学ぶ!「夏のリコチャレ2026東京都市大学実験室見学会」を開催 (報告)
日本原子力産業協会は、東京都市大学(以下、都市大)原子力研究所と協働し、8月18日(火)に、都市大原子力研究所にて「東京都市大学 実験室見学会」を開催し、中高生11名、保護者8名、教員1名、計20名が参加しました。
本イベントは、中学生・高校生および教員・保護者対象の、理工系人材を増やすことを目的とした内閣府・文部科学省・経団連共催の取組である「理工チャレンジ ~夏のリコチャレ~2026」のプログラムの一つです。
当日は、まずはミニセミナーにて、原子力発電や放射線について概要説明を行い、次に、都市大の原子炉や加速器、制御室などの研究・実験施設および装置を見学したほか、霧箱の観察・作成を実施し、原子力・放射線に関する研究について理解を深めてもらいました。最後に、原子力について学ぶことができる原子力安全工学科や原子力産業における仕事の紹介を行うなど、多彩なプログラムを実施しました。
霧箱を使ったプログラムでは、参加者自身がドライアイスを用いて霧箱を作成し、普段は目に見えない放射線の飛跡の観察にも挑戦しました。ミニセミナーで学んだ放射線について、実際の観察や実験を通して体感する機会となりました。
原子力安全工学科の紹介では、大学でどのようなことを学び、研究しているのかについて説明があり、続く原子力産業の仕事の紹介では、原子力に関連する仕事は発電分野だけではなく、放射線の工業利用や医療利用など、幅広い分野に広がっており、さまざまな活躍の場があることを知ってもらうとともに、大学での学びとその先の進路や仕事についても考えてもらいました。
参加者の皆さんからは、「普段は見ることのできない設備を見たり、詳しい説明を聞けたりしてすごく分かりやすかった」、「実物を見学してみるとインターネットでの画像では見えない、分からない部分を見られて満足」、「見たことのない機械がたくさんあり、面白く見学できた」といった感想が寄せられました。
当協会では、今後も中高生の皆さんが原子力産業分野に興味・関心を持ち、将来の自分をイメージしながら、原子力を含む理工系分野への進路選択について考える機会を提供していきたいと考えています。学生と大学、会員企業・機関との橋渡し役として、関連大学や原子力産業の仕事を知ってもらう取組などを通じ、将来的な産業界の人材確保に寄与する活動を実施してまいります。
東京都市大学原子力研究所について
1960年、当時の武蔵工業大学に原子力研究所を開所、研究炉「武蔵工大炉」が設置され1963年初臨界、2003年廃止措置を決定。2009年に武蔵工業大学と東横学園女子短期大学が統合し「東京都市大学」に校名変更。
問い合わせ先
人材育成部 jinzai@jaif.or.jp




原子炉見学の様子




霧箱実験の様子
お問い合わせ先:人材育成部 TEL:03-6256-9315(直通)