第26回日仏原子力専門家会合(N-20)の開催結果(2019.12.4)

当協会は12月4日、東京にて「第26回日仏原子力専門家会合(N-20)」を開催いたしました。

N-20会合は、日仏両国の原子力関係者が、原子力開発計画、その背景となる基本方針、また当面する諸問題について意見や情報を交換することにより、双方の相互理解と協力を促進し、ひいては世界の原子力平和利用開発の円滑な推進に寄与することを目的として、1991年以来ほぼ年1回のペースで日本とフランスで交互に開催しているものです。

第26回となる今回の会合では、フランスからはフィリップ・ストー原子力・代替エネルギー庁原子力局長、日本からは高橋明男原産協会理事長をはじめとする、日仏の原子力産業界、研究機関、および政府関係者約35名が参加しました。

会合では、原子力分野における日仏協力について議論を行いました。日仏両国の原子力政策の説明があり、その後、軽水炉の運転や燃料サイクルのバックエンド事業、原子炉等の解体・廃止措置、福島第一発電所の廃炉状況、研究開発、さらに今回新たにイノベーションについても分科会方式で取り上げ、検討しました。N-20会合は非公開ですが、議論の成果を共同声明にまとめました。

共同声明(英文)はこちら

共同声明仮訳はこちら 

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