服部理事長、KAIF(韓国原子力産業会議)副会長と懇談(2012.4.20)

 韓国原子力産業会議(KAIF)の李鍾振常勤副会長を団長とするKAIF訪日団は4月20日、当協会を訪問し、服部理事長と懇談しました。

 服部理事長は原産協会の近年の事業の目玉として、「立地地域」「人材問題」「国際協力」の3点を挙げ、活動の自由度を上げるために一般社団法人となったことを説明しました。また内部横断的な福島支援組織を作り、福島地域の復興に協力していることも指摘しました。

 韓国側からは、今後、日韓原子力産業セミナーに合わせて、中国や台湾も巻き込んだアジア版PBNCのような枠組みを作ることが提案されました。これに対し服部理事長は、「先に枠組みのようなハコを作るのではなく、WGのようなコンテンツを先に作り、それをハコにしていくやり方の方が良い。皆、向いている方向は同じ」とコメントしました。

 また、韓国側からはほかにも「韓国原子力産業実態調査」の企画について、「韓国では法律により調査への回答が義務付けられている」ことが紹介されました。

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