日仏原子力専門家会合(N-20)オンライン会合の開催結果(2020.12.8)

当協会は、12月8日、「日仏原子力専門家会合(N-20)オンライン会合」を開催いたしました。

N-20会合は、日仏両国の原子力関係者が、原子力開発計画、その背景となる基本方針、また当面する諸問題について意見や情報を交換することにより、双方の相互理解と協力を促進し、ひいては世界の原子力平和利用開発の円滑な推進に寄与することを目的として、1991年以来ほぼ年1回のペースで日本とフランスで交互に開催しています。

今年度は新型コロナウィルスの影響により、正式なN20会合は来年に延期とし、N20メンバー同士の関係の維持と最近の両国の状況を共有するためにオンライン会合を実施しました。

今回オンライン会合では、フランスからはフィリップ・ストー原子力・代替エネルギー庁原子力局長、日本からは新井史朗原産協会理事長をはじめとする、日仏の原子力産業界、研究機関、および政府関係者約20名が参加しました。

会合では、日仏両国の原子力産業の状況と見通し、新型コロナウィルスに対する各社の事業継続、フランスの原子力発電所新設状況等の報告があり、さらには両国の原子力政策について共有および意見交換が行われました。最後に、本会合の重要性および次回2021年度会合の開催を確認し、会合は終了しました。

お問い合わせ先:国際部 TEL:03-6256-9313(直通)