スペイン原子力ビジネス交流視察団の実施報告について(報告書会員限定)

 当協会は、9月12日(水)~14日(金)にかけて、スペイン原子力ビジネス交流視察団を派遣しました。
 欧州の主要原子力利用国であるスペインに関しては、当協会はスペイン原産協会と協力覚書を結び、駐日スペイン大使館経済商務部との連携の下、スペインへの視察団派遣、廃止措置セミナーやビジネス交流イベントの開催等の活動を実施してきました。
 現在、スペインは、地球温暖化対策として再生可能エネルギーの利用に積極的に取り組む一方、総発電量の約2割を占める原子力については、既存プラントの有効活用に努めています。また、同国は廃止措置中の原子力発電所も有しており、産業界は技術やノウハウを活用し、グローバルに事業を展開しています。
 今回の視察団は、高橋明男原産協会理事長を団長として総勢15名が参加し、原子力関係機関への視察訪問を通じ、同国原子力の現状や産業界の取組等を学び、わが国の原子力産業界の今後を考えるヒントを得るとともに両国の原子力ビジネス連携につながる機会を探りました。
 視察の詳細は、「スペイン原子力ビジネス交流視察団報告書」 に取り纏めておりますのでご参照ください。

<訪問・視察先>
●スペイン環境・移行省/スペイン貿易投資庁(ICEX)(マドリッド市)
●スペイン原産協会とのビジネス交流イベント(マドリッド市)
●ホセ・カブレラ原子力発電所(グアダラハラ市)
●スペイン放射性廃棄物管理公社ENRESA(マドリッド市)
●スペイン送電系統運用会社REEコントロールセンター (マドリッド市)
●電力会社イベルドローラ社コントロールセンター(トレド市)

環境・移行省 / ICEXとの会合

スペイン原産理事長

ホセ・カブレラ原子力発電所

お問い合わせ先:国際部 TEL:03-6256-9313(直通)