高浜1、2号機、運転期間延長審査始まる

2015年5月28日

 原子力規制委員会の新規制基準適合性に関する審査会合は5月28日、関西電力高浜1、2号機の運転期間延長認可に係る審査を開始した。両機については、3月に新規制基準適合性に係る審査が申請、4月に60年までの運転期間延長認可申請が行われたところだ。
 原子力発電所の40年超運転は、規制委員会の認可により20年までの延長が認められており、今回、高浜1、2号機は初のケースとなる。現時点での両機の運転期限上、同委では、新規制基準審査会合で、延長認可に関する審査も合わせて行うこととしている。
 審査会合で、関西電力は、運転期間延長に必要な特別点検の結果、劣化状況評価、保守管理方針について説明した。