IHI、ボーグル3、4号機、サマー2、3号機の格納容器出荷完了

2015年4月1日

格納容器出荷の様子©IHI

格納容器出荷の様子©IHI 

 IHIは3月30日、米国ウェスチングハウス社AP1000用の原子炉格納容器4基の設計および製作を完了したと発表した。2009年よりIHI横浜工場で製作を開始し、2010年8月に初出荷、2015年2月に全機器の出荷が完了した。同格納容器は、直径40m、高さ66m、1基あたりの製品重量は約3800トン。原子炉容器や蒸気発生器などの一次系機器を覆い、万が一の事故時には防護機能を有している。4基はそれぞれ、米国で建設中のボーグル原子力発電所3、4号機とサマー原子力発電所2、3号機に搭載される。