放医研、2016年度より「量子科学技術研究開発機構」へ

2015年7月3日

 2016年4月1日より放射線医学総合研究所の業務に量子科学技術に関する基礎研究等を加え、同研究所の名を「量子科学技術研究開発機構」とすることを定める「国立研究開発法人放射線医学総合研究所法の一部を改正する法律案」が7月1日、参議院で可決され成立した。
 日本原子力研究開発機構の量子ビーム・核融合部門と統合することで、最先端がん治療システムのさらなる高度化及び普及促進、最先端の分子イメージング診断やRI内用療法等の放射線医学に関する研究開発力の強化などのシナジー効果を狙う。