防災基本計画が修正、複合災害など対策強化

2015年7月8日

 政府の中央防災会議は7月7日、広島土砂災害、御嶽山噴火、大地震に伴う原子力事故など、最近の災害対応の教訓を踏まえた防災基本計画の修正を決定した。
 原子力複合災害への対策については、(1)緊急災害対策本部と原子力災害対策本部の情報収集の一元化、(2)両本部の意思決定の一元化、(3)両本部の指示・調整の一元化――を図り、要員・システムの相互活用、避難輸送の調整、放射線防護に関する助言・支援を強化することが盛り込まれた。