伊方3号、安全上重要な機器について1,000ガルの耐震裕度を確認

2015年7月27日

 四国電力は7月24日、原子力発電所の新規制基準対応として新たに設置した機器を含め、伊方3号機の安全上重要な機能を有する195設備について、基準地震動(最大650ガル)を大きく上回る1000ガル程度の地震動に対する耐震裕度を確認したとして、愛媛県に報告した。県の要請を受けて、耐震裕度の確保を目指し、同社が自主的に実施してきたもの。
 伊方3号機は15日、原子力規制委員会より新規制基準適合性に係る原子炉設置変更許可を得ている。