NASHIM研修生 長崎大学訪問

2015年7月30日

 長崎・ヒバクシャ医療国際協力会(NASHIM)が招聘した研修生6名が7月23日、片峰茂長崎大学学長を表敬訪問した。片峰学長とNASHIM研修生の懇談では、山下俊一長崎大学理事も同席し、それぞれの出身国の疾病状況などについて意見交換を行った。
 NASHIM研修生は、ロシア連邦、ウクライナ、ベラルーシ、カザフスタンでチェルノブイリ原子力発電所事故の災害医療やセミパラチンスクの旧ソ連核実験場災害医療に直接従事している医師及び研究者から成り、放射線被ばく医療に関する夏期医学研修等として約1か月間、NASHIM関係機関等への訪問や専門領域での研修などに参加する。研修は今年で23回目となり、これまでに延べ140名近い旧ソ連圏からの研修生を、原爆後障害医療研究所と大学病院を中心に受け入れて指導を行ってきた。