高浜3号機、使用前検査開始
関西電力の高浜3号機で8月17日、原子力規制委員会による使用前検査が開始された。同機は2015年2月12日に新規制基準への適合性確認に係る原子炉設置変更許可を取得後、8月4日に工事計画が認可されており、使用前検査は、原子炉起動前に実際の安全対策が計画認可通りであることを確認する。検査の受検申請によると、同機は11月中旬に定格出力運転を開始する予定。
原子力規制庁は18日の記者会見で、事業者が申請した計画では、14日に発電を再開した川内1号機より短期間となっている今後の検査予定に関する質問に対し、あくまで予断を持たずに対応していく姿勢を示した。