高エネ研と米DOEが協定締結

2015年10月8日

 高エネルギー加速器研究機構と米国エネルギー省(DOE)は10月6日、「高エネルギー物理学分野における研究協力に関する事業取決」を締結し、米国大使公邸で、キャロライン・ケネディ大使と下村博文文部科学大臣(当時)立会のもと、署名式が行われた。
 高エネルギー物理学分野での日米科学技術協力事業は35年以上の実績があり、両国で優れた研究成果があげられているほか、200名を超える学位取得者を輩出するなど、多くの研究者育成にも貢献している。
 署名式では、ケネディ大使が、「高エネルギー物理学分野における日米両国の協力が長年続けられてきたことを喜ばしく思うとともに、科学技術分野における日米両国の連携は非常に重要であることを是非将来の世代に伝えていきたい」と述べた。