民生用原子力協力に関する日米二国間委員会第4回会合の開催

2015年11月2日

 民生用原子力協力に関する日米二国間委員会第4回会合が日本時間の11月5日、米国ワシントンDCで開催される。杉山晋輔外務審議官とエリザベス・シャーウッド・ランダル米国エネルギー省副長官が共同で議長を務め、日米それぞれの関係省庁が参加する。
 同会合では、両国のエネルギーに関する基本政策のほか、東京電力福島第一原子力発電所の廃炉に向けた取組、原子力安全や緊急事態への準備と対応、核セキュリティおよび研究開発等、幅広く意見交換が行われる予定。
 民生用原子力協力に関する日米二国間委員会は、2012年4月の日米首脳会談で設置が発表されたもので、初回は2012年7月に東京で、第2回は2013年11月にワシントンDCで、第3回は2014年6月に東京で開催されている。
 なお、ランダル副長官は10月15日、福島第一原子力発電所を視察しており、廃炉関係について協力していく意向を示している。