麻生副首相 サガハイマット視察 治療実績も順調に増加

2015年11月5日

 麻生太郎副首相兼財務相は10月31日、九州国際重粒子線がん治療センター「サガハイマット」を視察した。
 同センターの中川原章理事長や工藤祥センター長らが、実際に重粒子線を照射する治療室や加速器室などを案内。麻生副首相は、重粒子線がん治療施設が九州の佐賀県鳥栖市にできているところが自身にとって大事なことであるとし、「ひとつの例になると思うので、期待している」と感想を述べた。
 サガハイマットは2013年8月より治療を開始し、2015年10月30日までに1,029人の重粒子線治療を行った。1年目の治療患者数は322人、2年目は582人であり、順調に実績を伸ばしている。