高レベル放射性廃棄物最終処分、「科学的有望地」の要件・基準について関連学会に意見募集

2016年1月21日

 資源エネルギー庁は1月20日、高レベル放射性廃棄物の最終処分に関する「科学的有望地」の具体的要件・基準について、総合資源エネルギー調査会の技術ワーキンググループが取りまとめた中間整理に対し、専門家からの意見募集を開始した。
 2015年5月に改定の最終処分基本方針で、国が科学的により適性が高いと考えられる「科学的有望地」を提示するとされ、ワーキンググループでは、地球科学的観点から、自然現象の影響回避、処分施設の建設・操業時や廃棄物輸送時の安全性確保などについて、技術的対応の可能性を含めた議論を進め、12月に成果を中間整理として取りまとめた。これを受けて、地層処分技術に関連する機関・学会や論文執筆経験のある学識経験者にも情報提供を行い、専門家間における認識共有に資するとともに、学術的知見に基づく意見を求め、使用する文献・データの充実など、検討成果の精緻化を図るため、4月19日まで意見募集を実施することとなった。資源エネルギー庁では今後、関連学会への個別説明を行うこととしている。