4月に「福島第一廃炉国際フォーラム」が開催、若手交流イベントや作業チーム表彰も

2016年1月29日

 経済産業省は1月28日、福島第一原子力発電所事故から5年の節目を契機に、4月10、11日、国内外に対し廃炉に向けた取組の理解促進を図る「福島第一廃炉国際フォーラム」を、いわき市のスパリゾートハワイアンズ(コンベンションホール「ラピータ」)で開催すると発表した。
 フォーラムでは、国際機関や国内外の専門家らの参集のもと、福島第一廃炉の進捗状況や、研究機関・企業が進めてきた廃炉に係る研究開発の成果などを披露し、「前例のない困難な取組」の完遂に向けて世界の英知結集を訴えかける。
 また、会期中は、今後の燃料デブリ取り出しでの活躍が期待されるロボットの実演、次世代を担う若手研究者や学生らが中心となる交流イベントが併催されるほか、現在、福島第一で廃炉・汚染水作業に挑んでいる現場作業チームへの感謝状授与も予定されている。