高浜3号が発電再開、4号も燃料装荷開始
1月29日に原子炉を起動した関西電力の高浜3号機が2月1日14時、発電を開始した。MOX燃料を装荷したプルサーマル発電。今後、発電機出力を段階的に上昇させ、出力ごとのプラント状態を確認していき、2月下旬にも原子力規制委員会の最終試験を経て本格運転に復帰する見込み。
高浜3号機の発電再開を受け、関西電力の八木誠社長は、「国の検査に真摯かつ丁寧に対応するとともに、当社のみならずメーカーや協力会社と連携し、強化した監視体制のもと、安全を最優先に今後の工程を慎重に進めていく」とコメントしている。
また、同機とともに新規制基準をクリアした4号機は1月31日に燃料装荷作業を開始し、2月1日14時現在で157体中29体の装荷が行われた。