原子力規制庁に「サイバーセキュリティ・情報化参事官」、「監査・業務改善推進室」を新設

2016年3月17日

 原子力規制委員会は、近年の通信ネットワークを巡る社会情勢に鑑み、情報システムの適切な管理運用やサイバーセキュリティ対策への取組強化のため、原子力規制庁に「サイバーセキュリティ・情報化参事官」を、また、内部監査を中心とした業務改善を推進する体制を強化するため、「監査・業務改善推進室」を設置する。
 3月16日の同委定例会合で公表されたもので、これらの部署新設とともに、緊急時モニタリング体制強化のため、地方放射線モニタリング対策官を14人から20人に増員するなど、組織改正を図る。今後、政省令改正など、所要の手続きを経て施行となる運びだ。