日立造船、浜岡津波対策で自然の力で閉じる陸上設置型フラップゲートを10基納入

2016年4月6日

 日立造船は4月4日、中部電力浜岡原子力発電所の津波対策向けに、緊急時に開口部を無動力で自然の力で閉じる陸上設置型フラップゲート「neo RiSe」を10基納入したと発表した。
 これは、浜岡原子力発電所の津波対策の一つとして、取水槽から敷地内への浸水を防止するため、車両用ゲートに日立造船が開発した「neo RiSe」を導入するというもので、今回の納入の10基はいずれも作動試験をクリアし、原子力発電所向けの高水準の品質を確保している。
 日立造船がフラップゲート式可動防潮堤の陸上設置型として製品展開する「neo RiSe」シリーズは、無動力かつ人為操作なしに開口部を閉じることを最大の特徴とする津波・高潮防災設備で、オフィスビルや地下鉄入口にも施工実績があるが、ゲート操作に時間的余裕のある高潮と異なり、突発的に発生する地震による津波に対応するには、極めて短時間にゲート操作を完了させる必要があり、このほど中部電力に納入されたタイプは、その課題を克服している。