伊方3号が定格熱出力一定運転に、9月7日にも通常運転復帰

2016年8月22日

 四国電力は8月22日、10時15分に伊方発電所3号機が定格熱出力一定運転を開始し、今後順調に工程が進捗した場合、9月7日に原子力規制委員会による最終的な検査を受け、通常運転再開となる予定と発表した。
 同機は、8月12日に原子炉を起動、15日におよそ5年4か月ぶりに発電を再開した。MOX燃料を装荷しプルサーマル発電を行っている。
 伊方3号機の再開に向けては、4月より規制委員会による使用前検査が進められているが、当初、7月下旬の原子炉起動、発電開始、8月中旬の通常運転復帰を予定していたがところ、7月17日に発生した1次冷却材ポンプ不具合により遅れが生じた。