福島第一2号機、ロボット導入し年明けより原子炉格納容器内部調査実施へ
東京電力は11月24日、福島第一原子力発電所2号機の原子炉格納容器内部調査を2017年1~2月に実施することとし、これに先立ち、自走式調査ロボット(=写真上)を導入するための配管貫通部穴あけ作業を12月にも始めるとする作業概要・スケジュールを公表した。事故により、原子炉圧力容器内の核燃料や構造物が溶融したことから、今後の燃料デブリ取り出しに向けて、原子炉格納容器内の状況を把握するもの。

2015年6月に改定された福島第一廃止措置の中長期ロードマップでは、「2年後を目処に」号機ごとの燃料デブリ取り出し方針を決定するとしている。
24日、福島のJヴィレッジで行われた月例記者会見で、東京電力の技術担当者は、ロボットがレールから落下することを懸念する質問も受けたが、人が立ち入れないところで「何が見えても成果といえる」などと、今回の調査が大きな前進となることに期待を寄せた。会見では、この他、汚染水対策の関連で陸側遮水壁の凍結確認(=写真下、©東京電力)、22日早朝の福島県沖を震源とする地震発生時の作業員退避、各種装置の点検・復旧、現場パトロールなど、対応状況などが報告された。
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