東芝 タービン累計出荷容量が2億kW達成

東芝京浜事業所内で製造しているタービンのロータ
同社は、1927年に23kWの蒸気タービンを製造以来、約90年にわたりタービンを設計・製造してきた。1979年には福島第二原子力発電所1号機向けタービンを納入している。2008年9月には、京浜事業所に続く蒸気タービン・発電機のグローバル製造拠点として、南インドのチェンナイに「東芝ジェイエスダブリュータービン・発電機社(2014年より東芝インド社の火力発電エンジニアリング部門と統合し「東芝ジェイエスダブリュー・パワーシステム社」)」を設立。今回ベトナム電力公社が建設中のビンタン4石炭火力発電所拡張プロジェクト向け超々臨界圧蒸気タービンの工場出荷完了をもって、出荷容量累計2億kWを達成した。同社がこれまで出荷したタービンは1,980台にのぼり、世界43カ国・地域のエネルギー安定供給に貢献している。

柴垣京浜事業所長

東芝エネルギーシステムズ京浜事業所外観