四国電力決算、伊方3号機再稼働により営業収益増

資源エネルギー庁が10月にまとめた今冬の電力需給見通しによると、12~2月の四国エリア(四国電力に新電力を加えた供給区域)の最大電力需要は各月とも477万kWなのに対し、供給力は最小の12月でも514万kWで、電力の安定供給に最低限必要な予備率3%を十分に確保できるとしている。一方、四国電力では1月24日、四国エリアの冬季最大電力が508.1万kWに達し、過去最高記録を6年ぶりに更新したと発表した(供給力542万kW、予備率7%)。全国的に強い寒波に見舞われた24、25日、四国4県のいずれの県庁所在地とも最低気温が零度を下回る猛烈な冷え込みとなった。それまでの四国エリアの冬季最大電力504.8万kWを記録した2012年2月2日、四国電力では、伊方2号機が1月に定検入りし原子力稼働ゼロとなっていたが、火力発電の過負荷運転などの対策を講じ、電力需要の急増に対応した。
気温の低下による急な需要増や高経年火力への依存などから、設備トラブルに伴う供給力減少のリスクも依然高いところだが、四国電力では1月27日、運転開始から41年の阿南火力発電所4号機(石油、45万kW)で油の漏えいが発生し、当面運転停止となっている状況だ。
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