IRIDシンポ開催、福島第一の燃料デブリ取り出しに向け学生からの研究発表も

IRIDの石橋英雄理事長は、開会挨拶の中で、福島第一の廃炉と福島復興への貢献とともに、「技術を通じて人材育成を図る」ことをIRIDの使命として強調した。
また、来賓として訪れた経済産業省の原子力事故災害対処審議官の新川達也氏は、福島第一廃止措置中長期ロードマップのスポークスマンとして報道機関に対応してきた経験を振り返り、「事故から7年経っても廃炉・汚染水対策は経産省の最重要課題」と強調し、「難しい燃料デブリ取り出しを、技術でいかに乗り越えるか議論して欲しい」と、シンポジウムの成果に期待を寄せた。
IRIDによる研究成果報告で、研究管理部長の清浦英明氏は、燃料デブリ取り出しに向け既に終了したプロジェクトの成果を紹介するとともに、現在進められている研究開発を調査技術と取り出し技術に分け説明した。調査技術では、これまで画像取得が中心だった原子炉格納容器内調査において、より多くの情報を得るため、大型のアクセス装置が開発段階にあり、また、取り出し工法についても、遮へい壁穴開けやトンネル施工など、各種要素技術の検証が行われているなど、技術開発が着実に進捗していることを示した。



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