【短信】三菱日立パワーシステムズ、中国の海陽1号機向けタービン発電設備を引き渡し

2018年12月19日

 三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は12月19日、中国の海陽原子力発電所1号機向けに納入した
蒸気タービン発電設備が機能試験はじめ必要な全ての試験項目をクリアし、山東核電有限公司との引き渡し調印を完了(12月11日付け)したと発表した。
 発電設備1ユニット当たりの出力は125万kWで、2ユニット構成。同社が交わしたハルビン電気集団との技術移転契約に基づき、タービン、熱交換器、主要弁などの設計を全て手掛け技術移転するとともに、発電設備のうち2ユニット分の低圧タービン6基および高圧タービン2基、主要弁などを製作・供給したもの。
 海陽原子力発電所は、青島の東方約130kmに位置し、山東省で初めて建設された原子力発電所で、125万kW加圧水型軽水炉(AP1000)の初号機である三門原子力発電所1号機に次いで本格運転を開始した。

三菱日立パワーシステムズ発表資料