わが国の原子力発電所の08年度利用率は60%、前年度下回る(原産新聞4/2)

2009年4月6日

 原産協会の調べによると、08年度の国内原子力発電所の稼働状況は、設備利用率60.0%、総発電電力量2580億7092万kWh(対前年比2.2%減)と、柏崎刈羽全機通年停止の影響から、最近10年間では、一斉点検のあった03年度(59.7%)に次ぐ低い水準となった。総発電電力量は、2年連続で3000億kWhを下回った。08年度を通じて長期停止したプラント(計10基)を除く設備利用率は73.0%。