柏崎刈羽6号機が起動試験入り、地元三首長の了承受け

2009年9月4日

 新潟県は8月25日、東京電力の柏崎刈羽原子力発電所6号機について、営業運転へ向かう起動試験の実施について了承する泉田裕彦知事、会田洋柏崎市長、品田宏夫刈羽村長の三者連名の文書を東京電力に手渡した。これを受けて東京電力は、同日夜から6号機のプラント全体の機能試験を開始し、26日午後から制御棒の引き抜き操作を開始して、原子炉を起動した。2年前の中越沖地震後、起動試験入りするのは7号機に次いで2基目。今後は6、7号機の営業運転入りがいつになるかに焦点が移った。