IAEAが美浜3の調査報告、事故後の取組を高く評価

2009年9月4日

 関西電力は8月25日、IAEAの運転管理評価チーム(OSART)が去る1?2月に同社美浜3号機に対して行った調査の評価結果を発表した。2004年の二次系配管破損事故を踏まえて実施してきた多数のプログラム・活動がOSARTより高く評価されたとしている。
 OSARTは、原子力安全の向上を目的としたIAEAの専門家レビュー活動の一つで、これまで100回を超すミッションが加盟国に派遣されており、調査による指摘事項のほぼすべてが事業者により適切に対応されてきている。日本では88年以来、四回受け入れており、関電では高浜発電所で実績がある。