経団連 新内閣に現実的な施策を要請

2009年9月24日

 経団連は15日、民主、社民、国民新党の3党連立内閣の発足に当たり、新内閣に望む諸課題について要望した。
 新内閣には、「強力なリーダーシップを発揮し、改革を後戻りさせることなく、より豊かで活力溢れる国作りに取り組んでほしい」として、(1)産業の国際競争力強化に向けたイノベーションの推進(2)国際的公平性、国民負担の妥当性、実現可能性に関し国民的議論を踏まえた温暖化中期目標の設定、ポスト京都議定書への全主要排出国の責任ある参加の実現(3)戦略的な外交・安全保障の推進――などを要請した。