JCO事故から10年 東海村で安全フォーラム

2009年11月17日

 JCO臨界事故から10年、事故の教訓を踏まえた原子力安全規制や防災体制の取組を地元目線で評価するとともに、今後の地域共生について議論する「原子力安全フォーラム」(東海村、日本原子力文化振興財団主催)が7日、東海村の文化センターホールで開催された(=写真)。
 冒頭、事故当時、原子力安全委員長代理として現地で事故収束に当たった住田健二・同財団副理事長は、事故による2名の作業員の死を悼み、「事故を風化させぬよう前向きに活かしていく」などと本フォーラム開催の意義を述べた。

JCO事故から10年 東海村で安全フォーラム