医用財団 がん治療の躍進的な歩みを報告

2009年12月17日

 医用原子力技術研究振興財団と広島大学は5日、広島市の県民文化センターで「原子力(放射線)利用技術の医療への貢献?人にやさしい放射線医療」と題した第六回講演会を開き、大学関係者や一般市民など、約300名の聴衆を集めた。
 第一部「放射線による画像診断の進歩と安全管理」では、伊藤勝陽氏(JA尾道総合病院・病院長代行)を座長とし、三人が講演。伊藤氏は、「画像診断はX線以外にも、超音波、MRI、PETなどに広がっており、病変の有無や、治療法の判断に使われている。さらに手術の支援やスクリーニングにも用いられている」と述べた。