科学技術カフェ2009 芽止めジャガイモなど紹介 放射線知識深める
千葉市科学館「きぼーる」で6日、放射線医学総合研究所(千葉市)、内藤泰春科学技術振興財団の共催で、若い世代に向けた正しい放射線の知識の啓蒙を目的としたイベント「科学技術カフェ2009」が開催された。今回は放医研の中村秀仁博士(基盤技術センター研究基盤技術部)が「内藤泰春記念賞」を最年少で受賞したのを機に行われ、家族連れや小学生のグループなど約350名の来場者があり盛会だった。
来賓として挨拶した長浜博行厚生労働副大臣は「より高度な医療を実現するためには、科学技術の進歩が極めて重要」と語った。また熊谷俊人千葉市長は「千葉市を科学技術の都にしたい」と述べ、自身のブログでもイベントの様子を取り上げた。
原産協会も展示ブースを設け参加。オリジナル放射線測定器の紹介とわが国で唯一食品照射が認められている「芽止めジャガイモ」を来場者へ配布、食品や医療、工業分野での身近な放射線利用についても説明した。
「科学技術カフェ2009」関連映像(千葉テレビ ニュース映像)はこちら。
同上関連映像(JCN千葉、ニュース映像)(その2)はこちら。
放射線医学総合研究所イベント情報はこちら。
(写真は、熊谷千葉市長、照射じゃがいもに興味を示されていた)