鳩山首相演説 米との協力強化を評価 温暖化対策など

2010年2月9日

 鳩山由紀夫首相は就任後初となる施政方針演説を第174国会の1月29日に行い、目指すべき日本のあり方として、「厳しい環境・エネルギー・食料制約、人類史上例のない少子高齢化などの問題に直面する中で、(略)日本は独自の生活・行動様式や経済制度を提示していくべきだ」と提唱した。
 「課題解決に向けた責任ある政治」では、「戦後行政の大掃除」の本格実施として、「様々な規制や制度のあり方を抜本的に見直し、独立行政法人や公益法人が本当に必要なのか、(略)特別会計の整理統合も含め、事業仕分け第二弾を実施する」とし、一般会計と特別会計を合せた総予算を全面的に組み替えていくとの方針を打ち出した。