伊藤忠 アフリカ大規模鉱山で ウラン開発投資拡大

2010年7月19日

伊藤忠商事は9日、豪州子会社ニッポン・ウラニウム・リソーシーズ社を通じて、エクストラクト・リソーシーズ社の株式の10.3%を取得することで合意した、と発表した。


伊藤忠商事による今回の一部の株式取得は、譲渡会社の株式総会での承認や豪州外国投資審査委員会による承認が条件となっているものの、承認されれば、カラハリ・ウラニウム社、リオ・ティント社に次ぐ第3位の主要株主となる。


エクストラクト社は、アフリカのナミビア共和国に所在するフッサブ・ウラン鉱山(ロッシング・サウス鉱区を含む)の権益を100%保有している。同鉱山は世界有数の資源量を誇る大規模なウラン鉱山であり、現在、事業化調査が進められており、ウラン生産開始は2013年〜14年を予定している。