ITER理事会 機構長に本島氏 全体事業コストを承認

2010年8月6日

国際熱核融合実験炉(ITER)計画の臨時理事会(議長=E.ベリホフ・クルチャトフ研究所総裁)が7月28日、日本、欧州、中国、インド、韓国、ロシア、米国の各極代表ら出席のもと、フランスのカダラッシュで開催され、設計仕様の概要をまとめたベースライン文書が承認されるなどした。


今理事会では、ITER機構が提示したITERベースライン、特に全体スケジュール、加えてコスト抑制を保持するために上限を定めることで全体事業コストを全会一致で承認した。