広島平和式典 ルース米大使が初参列 潘国連事務総長も

2010年8月17日

3日から7日まで、潘基文(パン・ギムン)国連事務総長が外務省の招待により訪日した。菅直人首相と4日、岡田克也外相と3日に会談したほか、国連事務総長としては歴代初めて、6日の広島での平和記念式典に参列した。


潘事務総長はその前日の5日には長崎を訪問し、長崎原爆資料館を視察したほか、被爆者の代表とも面会した。


6日の広島での平和記念式典には米国のルース駐日大使も米国大使として初めて出席し、昨年4月のオバマ大統領がプラハで行った「核兵器なき世界を目指す」演説内容に沿った行動を世界に示した。この他、今回初めて英仏の代表も式典に参列し、以前から参加しているロシア、中国の代表と合わせて、核保有5か国の代表がそろって参列した。