大学生討論会 温暖化ガス削減目標で 不確実性強調した京大が優勝

2010年10月14日

外務省は9月26日、「大学生国際問題討論会2010」を東京・文京シビックホールで開催した。学生に日本の外交政策や国際情勢に対する関心と理解を深めてもらうことを目的として毎年行っているもので、説得力、表現力、交渉力などが評価の対象となる。


今年は「日本政府は、すべての主要国による、公平かつ実効性のある国際的な枠組みの構築と意欲的な目標の合意が得られなくても、2020年に1990年比で温室効果ガス25%削減に向けた措置を講じるべきである」を論題とし、その場で肯定側と否定側に割り振られて決められた手順に則り、議論を交わした。


高村ゆかり・龍谷大学法学部教授を審査委員長とし、秋田浩之・日本経済新聞論説委員兼編集員と杉山大志・電力中央研究所社会経済研究所上席研究員が審査員を務めた。


最優秀賞の「外務大臣賞」を獲得した京大チーム

大学生討論会 温暖化ガス削減目標で 不確実性強調した京大が優勝